従来「コラム」でしたが、内容がコラムにそぐわないとのご指摘を受け改称しました。
No16
過去の「情報箱」記載テーマ】(抜粋)
情報箱1
黒酢研究」「中国ダイエット茶事件」・・情報箱2.「国民医療費・人口の推移」「代表的な食中毒事件」
情報箱3.
保健機能食品制度」「健食生活者アンケート」情報箱4.「健康アンケート」「コエンザイム研究」
情報箱5.
「新特定保健用食品制度」「狂牛病調査」・・情報箱6.「健康食品GMP制度」「お父さんの不調感」
情報箱7.バイブル商法に注意」「疑惑のサプリ」情報箱8.「メタボリック症候群」「サプリのアンケート」
情報箱9.「健康チェック特集」
・・情報箱10.「世界五大健康食品」「リハビリ日数制限」「メタボリック症候群」
情報箱11「トランス脂肪酸の使用禁止」「黒酢の効果」「現代人の疲労」「健康食品関連ニュース」
情報箱12 「インターネット広告調査(健康食品)」 ・情報箱13.「健康食品イメージ調査・情報箱14「健康増進方法
情報箱15「最近の摂取健康食品は?」
「食品と健康」ニュース特集
・・チョコレートで血液サラサラに
2007/1/12
*チョコレートが好きな人の血小板は、血液凝固を起こしにくいという研究報告が、シカゴで開催された米国心臓病協会年次集会で発表された。
この研究は、米ジョンズ・ホプキンス大学医学部のダイアン・ベッカー(Diane Becker)博士らの研究チームはチョコレート摂取グループとチョコレートを食べていないグループとの血小板が凝集するのにかかる時間について比較した。(N=139人)
採取した血液を人口血管に流す実験である。その結果、チョコレートに血液凝固を遅らせる作用が見られたという。血小板活性により生じる老廃物を尿検査で調べたところ、チョコレート摂取グループの方が著しく老廃物が低く、血小板活性が低いことを示した。
抗酸化物質であるフラボノイドを含むチョコレートの健康効果は、これまでの研究でも同様の効果が示されていたが、これは人が通常に食べる量よりもはるかに多量のダークチョコレートを摂取した場合の結果で、摂取後24時間以内に評価をしたものだった。
ベッカー博士は、「12時間前というかなり前に少量食べたチョコレートが、血小板の機能に影響したことに驚いた。
この働きで、血液の粘りが少なくなり、血液凝固、ひいては心疾患が生じにくくなると思われる。フラボノイドを豊富に含む高品質なチョコレートにはかなりの健康増進効果が期待できる」と述べている。
・・肥満に腸内細菌が関係
2007/2/14
*肥満には腸内のバクテリアが関係しているという米ワシントン大学での研究が、国際科学誌「ネイチャー」に掲載された。
食物の消化・分解を助ける腸内細菌は、グラム陽性菌門とバクテロイデス門に大別され、これらが腸内細菌の90%以上を占めている。同大学の研究チームは、肥満の人は、やせた人よりもバクテロイデス門の細菌の割合が少ないことを明らかにした。
肥満の人が1年間、脂肪と炭水化物が少ない食物を摂取した場合の腸内細菌を観察する実験も実施した。
ダイエット(実験)の前は、肥満の人はグラム陽性細菌門の細菌が多く、バクテロイデス門の細菌が少なかったが、ダイエット(実験)が進むにつれて、グラム陽性細菌門の細菌が減り、バクテロイデス門の細菌が増加した。
研究チームのリーダー、ジェフリー・ゴードン博士は、「肥満の原因は過食と運動不足と言われているが、我々はそれ以外の要因にも関心がある。
何故なら、近年、あまりにも急激に肥満が増加したし、同じ様な条件なのに太りやすい人がいるからだ。腸内細菌のコントロールで肥満を防止する手がかりが得られるかもしれない」と述べている。
・・紅茶はミルクなしで飲みましょう
2007/3/20
*紅茶に含まれる成分、カテキンには、心臓病予防効果があるが、ミルクティーの場合、この効果がなくなってしまうという研究結果を、独ベルリン大学付属病院のフェレナ・シュタングル博士らが、欧州の心臓病研究専門誌でこのほど発表した。
この研究は健康な女性16人を対象にし、対象者がミルクなしの紅茶、ミルクティー、お湯をそれぞれ飲んだあと、超音波画像で腕の動脈の状態を観察した。
飲む前と飲んだ後2時間後のデータを比較したところ、ミルクなしの紅茶を飲んだ後は、血液の流れが明らかに早くなっていたが、ミルクティーとお湯の場合には変化が全くなかったという。
しかし、ミルクティーにしてしまうと、ミルクに含まれるカゼインという蛋白質がカテキンと結びついてしまい、抗酸化作用を抑えてしまうと考えている。
シュタングル博士は、「紅茶を日常的に飲む習慣がある英国で心臓病や脳卒中の発生率が特に低くないのは伝統的にミルクティーを飲むからでは」と、推測している。
紅茶の健康効果には、癌予防効果があるという報告もあるが、同博士は、「ミルクが紅茶の成分の働きを変化させるのなら、癌予防効果もミルクの影響を受ける可能性がある。
「地中海式ダイエット」で心臓発作の再発率低下
2007/5/30
*オリーブオイルや魚介類を積極的に摂る、不飽和脂肪が豊富な「地中海式ダイエット」によって、心臓発作の再発率が3分の1低下したという研究結果が、米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催された米国心臓学会議(ACC)の年次総会で報告された。
プロビデンス医学調査研究所(米ワシントン州)のKatherine Tuttle医師らの研究チームは、6週間以内に心臓発作を起こした202人を対象に研究を実施した。
51人に「地中海式ダイエット」、50人に「低脂肪ダイエット」を実施、残りの101人には米国人の日常的な食事をしてもらい、追跡調査を4年間実施した。
4年間の追跡調査の結果、「地中海式ダイエット」の51人と「低脂肪ダイエット」の50人、計101人のうち83%が心臓発作の再発がなく、コレステロール値が低下したのに対し、日常的な食事の101人のグループでは、再発がなかったのは53%でコレステロール値の改善はなかった。
「地中海式ダイエット」と「低脂肪ダイエット」との結果にはほとんど差異がなかった。
「地中海式ダイエットは低脂肪ダイエットよりも多くの脂肪を摂取したにもかかわらず、同様の(心臓発作)再発防止効果が出た。
地中海式ダイエットで積極的に摂る、オリーブオイルに含まれるオレイン酸のような単不飽和脂肪、魚に含まれるEPAやDHAといった多化不飽和脂肪といったヘルシーなオイルを摂ることは、心臓病予防につながる」と述べている。
「地中海式ダイエット」の特徴としては、旬の収穫物(野菜や果物)、全粒穀物、ナッツ・豆類などの食物性食品を豊富にとり、魚介類を習慣的に摂取する。獣肉の摂取は少量で、ヨーグルト、チーズを習慣的に少量摂取する。食事中に適量のワインを飲む。オリーブオイルを用いる伝統的な調理法、などがあげられる。
マヨネーズで健康に
2007/11/7
*マヨラーが大喜びする研究結果が発表された。
マヨネーズが緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの吸収を促進することが解明されたと産経新聞が報道。
キユーピー研究所と日本女子大の共同研究だという。
大豆好き女性は脳梗塞・心筋梗塞が少ない 厚労省研究班調査
2007/11/29
*豆腐や納豆、みそなど大豆製品をよく食べる女性は、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。
閉経後の女性に特に効果がある。大豆に含まれる複数成分の効果に加え、一緒に野菜や海藻などを食べる献立になりやすいためらしい。
27日発行の米医学誌「サーキュレーション」に掲載された。
 研究班は、40〜59歳で心臓病やがんにかかっていない男女計4万462人(男女比1対1)を対象に、90〜02年の13年間、健康状態を追跡した。
そのデータを基に、大豆製品を1日に食べる量別に5群に分けて、脳梗塞と心筋梗塞の発症率との関係を分析した。 
その結果、一番よく食べる群の女性は、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が、一番食べない群の女性に比べ0.39倍と低かった。
さらに、女性の半数を占める閉経後の人に対象を絞ると、危険性が0.25倍と大幅に低くなった。男性では、食べる人も食べない人も差がなかった。
一番よく食べる群が1日に食べる大豆製品の量は、納豆を1パックまたは豆腐3分の1丁程度。
 大豆は、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む。ビタミンEなども豊富だ。
分析した国立循環器病センター(大阪府吹田市)の小久保喜弘医長は「単体の成分ではなく、複数の成分が効いているとみられる。
また、みそ汁には、野菜などいろんな具材を入れるなど、大豆製品を食べる時の食習慣が総合的に好影響を与えている」とみている。

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